SDGsへの取り組み
SDGS

第1回 SDGs 食で京都をもっと元気に 食プロジェクトへの思い

思い返してみれば「SDGs」に最初に触れたのは、街でカラーホイールバッジを見かけた時です。「あのバッジをつけてみたい」というのが、私たちの最初のモチベーションだったように思います。そしてSDGsについて調べていくと、「あれ、これって私たちの仕事と重なる部分が多いんじゃないの?」と思い始めました。
未来に誇れるように、よりよいまちづくりに取り組むことと、わたしたちの生業である「飲食業」というのは、ほぼ同じじゃないかと。

 私たちは創業の大正十四年以降、京都という地で商いを続けてまいりました。いまでも、ご年配のお客様から「昔からあるレストランが今も頑張ってくれていて嬉しい」とお声がけをいただきます。京都で商いを続けているこの長い間には、震災時の炊き出し、学校への講師派遣、鴨川の清掃、フードロス(ごみ)削減などにも取り組んでまいりました。
実はこれらの活動、そして街の飲食店という仕事そのものがSDGsに通じているのだとわかってきました。

 私たちの、やってきた仕事は確実により良い未来につながっている。それが今、SDGs活動と名前づけられることによって、わたしたちスター食堂の社員たちも、さらに誇りをもって輝いて働ける。
これまでしてきたことを、これからはもっと意識的に取り組んでいこう。そして、もっとまわりの仲間を応援しよう。
そう覚悟を決めて、「食プロジェクト」をスタートしました。

 私たちの取り組みも、当然持続可能なものでなければなりません。本業の飲食店で利益を出すようにしながら、レストランというカタチ以外でも、もっともっと笑顔を増やしていこう。
それが2025年に100周年を迎えるスター食堂の、未来に誇れる新しい決意です。

2019年受賞者発表

7月16日より募集致しました『食で京都をもっと元気に 食プロジェクト SDGs FOOD ACTION AWARDS』。
京都府内より25団体ものご応募がありました。ありがとうございました。
厳正なる採点の結果、入賞団体決定!おめでとうございます。

  • 最優秀賞

    NPO法人happiness

    子どもから高齢者、ソーシャルインクルージョンを目指したみんなの居場所づくり!

  • 2位

    キッズファームin京都大原

    「はたけ」から「たべる」までまるごと体験

  • 3位

    籔の傍

    竹を食材に!!! 元タケノコ畑=放置竹林を、みんなで食の竹林に戻そう

  • キリンビール賞

    京北くろだ里の駅プロジェクト実行委員会

    地元農産物を使った名物を作り、黒田の魅力を伝えよう

  • 月桂冠賞

    藤の木子どもキッチン実行委員会

    輝け!藤の木ッ子

  • UCC賞

    みんなの居場所制作委員会

    右京と食と子どもプロジェクト〜多世代交流食堂ができること〜

  • 伊勢丹賞

    エコ〜るど京大 Pasto Generale

    はみ出し野菜プロジェクト

  • 高島屋賞

    給食人サークル

    まちのきゅうしょくしつ

  • 大丸賞

    京都京北トレイルランニング実行委員会 エイドステーション部

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